PROJECT
STORY
プロジェクトストーリー

「設備がない」から始まった年商数億円の挑戦。
即断即決のスピード感が、不可能を可能に変えた。

入社3年目の終わりに舞い込んだ、大手スーパーからのブルーベリー大袋化の打診。
当時の自社工場には対応する設備がありませんでしたが、私は「NO」とは言いませんでした。
数百万円規模の設備導入を即日で決断した社内のスピード感と、若手に裁量を任せる文化が、
いかにして新たな市場を切り拓いたのか。その舞台裏を語ります。

MEMBER

H.F

市販用冷食営業部 / 2020年 新卒入社

入社7年目。PB商品の開発や大手クライアントの担当として、原料調達からデザイン、納品までを一貫してプロデュースする。3年目という若さで数億円規模のプロジェクトのフロントに立ち、現在は新入社員の教育担当も務めるなど、現場を牽引するリーダーの一人。

STORY 01

欠品というピンチを、トップシェアを奪うチャンスに変える

入社2年目の終わり、私は新規でお取り組みを開始したばかりの大手スーパー様の担当になりました。

当時、その企業様では他社製のブルーベリー大袋を扱っていましたが、産地の不作により欠品が相次いでいたんです。冷凍フルーツの中でもブルーベリーはトップクラスの売れ筋アイテム。

この窮地を救うべく代替品を提案したところ、バイヤーの方から「ノースイさんでこの仕様をやってくれないか?」と、PB開発の打診をいただきました。

しかし、提示された条件は「チャック付きの大袋」という、当時の当社の設備では対応できない仕様でした。

量目に見合ったチャックを付ける機械が工場になく、普通ならここでお断りするケースかもしれません。

ですが、このプロジェクトを成功させれば、そのお客様におけるメイン商材を導入できる。「どうしてもこのチャンスを掴みたい」という一心で、私は設備導入を前提とした挑戦を決意しました。

STORY 02

即日で下りた導入稟議。若手の情熱を後押しする圧倒的なスピード

設備を導入するには投資が必要です。通常、こうした投資は検討に時間がかかるものですが、上司に相談したところ、なんと社内稟議はほぼ即日で下りました。

社長や本部長と同じフロアにいて、重要案件には即座に判断を下す。この風通しの良さと意思決定の速さは、まさに当社の強みだと確信しました。

「やるなら今だ」という会社の勢いが、まだ若手だった私の背中を強力に押してくれたんです。

機械の導入が決まれば、次は包材やデザインの検討です。スケジュールは極めてタイトでしたが、包材メーカーとの打ち合わせを並行して進め、ゼロから商品を組み上げていきました。

経験の浅い私を上司が全力でバックアップしてくれ、若手の提案に「NO」と言わず任せてくれる環境があったからこそ、怯まずに突き進むことができました。

自分の動き一つで、工場のラインが、そして会社の未来が変わっていく感覚に武者震いがしたのを覚えています。

STORY 03

機械導入が切り拓いた、新たな市場と営業の醍醐味

今回のプロジェクトの成功は、単に一社様とのお取り組みを深めただけに留まりませんでした。苦労して導入した大袋用のチャック設備は、その後、他のお客様への提案においても大きな威力を発揮することになったんです。

近年、コロナ禍を経て大容量パックの需要は急速に高まっており、この設備があることで、これまでお応えできなかった他社様からの新規の引き合いが劇的に増え、新たな市場を創り出すきっかけとなりました。

ゼロから開発の流れを学び、上司や工場を巻き込んで形にした商品が、今では会社の新たな「武器」として機能していることに、大きな手応えを感じています。

営業として最も嬉しい瞬間は、やはり自分が携わった商品が実際に店頭の棚に並んでいるのを目にした時です。家族や友人から「あの商品、見たよ」と声をかけてもらうこともあり、食という生活に密着したものを扱う責任と喜びを改めて実感しています。

自分の決断が形になり、日本中の食卓へ届いていく。この圧倒的な達成感こそが、ノースイで働く最大の醍醐味だと思っています。